INDEX
- なぜ、都会のど真ん中にこんな広大な公園が?
- 新たなまちの息吹 “魅力的な建築”
- 駅と寄り添う “みんなの憩いの場所”
- 四季の移ろい “大阪を感じられる庭”
- 五感で楽しむ “文化と出会う散歩道”
- 新しいアイデアと出会いが生まれる場所
- 公園までのアクセス
- 進化を続ける新たな大阪のランドマーク~グラングリーン大阪の未来~
- 【コラム】人々の心をときめかせる空間づくり
なぜ、都会のど真ん中にこんな広大な公園が?
JR大阪駅北側に位置する「うめきた公園」。1日約240万人が行き交う大阪・梅田の一等地に、なぜ4.5haもの広大な公園が生まれたのでしょうか?
その答えはこの土地の歴史にあります。かつて大阪の物流を支えた旧梅田貨物駅の跡地約24haは、東西2つのエリアに生まれ変わりました。2013年に東側エリアのグランフロント大阪が誕生。そして2024年9月、西側エリアのグラングリーン大阪がオープンし、その中核を担うのが「うめきた公園」です。
大阪・梅田の新たなランドマークとして注目を集めるうめきた公園の魅力をご紹介します。


新たなまちの息吹 “魅力的な建築”
うめきた公園に足を踏み入れるとまず目を引くのが、建築家ユニットSANAAが手掛けた「大屋根」です。南北120メートルにわたる3つの柔らかな曲線で空間を包み込み、その下には情報発信施設「PLAT UMEKITA」をはじめ、カフェや大型イベントスペースを備えた複合施設が広がっています。周囲には、らせん状の階段「ゲートランタン」があり、夜になると光の道標として人々を導きます。
さらに、安藤忠雄設計監修の地下展示空間「VS.」では、建築とアートが一体となり、神秘的な世界が訪れる人々を魅了します。



駅と寄り添う “みんなの憩いの場所”
緑に囲まれた芝生の上では、レジャーシートを広げた家族やカップルがピクニックランチを楽しみ、心地よい風を感じながらゆったりとした時間を過ごしています。夕暮れ時には、仕事の疲れを癒しながら語らいの時間を楽しんでいます。夜には、カップルたちが、都会の夜景を眺めながら静かなひとときを過ごしています。



四季の移ろい “大阪を感じられる庭”
園内の植物は大阪の上町台地等に自生する植物を中心に選ばれ、大阪の歴史と文化を感じさせてくれます。桜、モミジ、カツラなどの紅葉する木々、ツツジやツバキなどの花々が季節ごとの表情を見せ、街なかで日本の自然の美しさを楽しめます。四季折々に表情の変わる園内でゆっくり散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。


五感で楽しむ “文化と出会う散歩道”
世界的なアーティストによるパブリックアートが彩るうめきた公園。ラム・カツィールによる人々の新たな繋がり方を表現した「YUMEMITAI」、観る人の好奇心を刺激するケイト・トムソンの体験型彫刻「Serendipity」、そして金子潤が手掛けた生命力溢れる「FULL BLOOM Ⅰ&Ⅱ」。これらの作品は、それぞれが独自の物語を紡ぎながら、公園の景観と調和しています。
さらに、公園では来街者の日常を彩る多彩な参加型プログラムが定期的に開催され、新たな発見や文化的刺激に出会える場として、ますます賑わいを見せています。




新しいアイデアと出会いが生まれる場所
「JAM BASE(ジャムベース)」は、多様な人々が集い交わることで、アイデアやイノベーションを生みだすグラングリーン大阪の中核機能施設です。
企業、大学・研究機関、スタートアップ、ベンチャーキャピタルなどのプレイヤーが、ともに新たなアイデアを形にし、社会実装や事業化への挑戦を行うことを支援します。


公園までのアクセス
うめきた公園へは、2023年3月にオープンした大阪駅「うめきた地下口」から直接アクセスが可能です。大阪・梅田の各地下街や各私鉄・地下鉄駅とも繋がり、エリアの様々な箇所から公園まで快適にアクセスすることができます。


進化を続ける新たな大阪のランドマーク~グラングリーン大阪の未来~
グラングリーン大阪の進化は続いています。2025年3月21日には南館がオープンし、2027年には現在一部工事中の北公園も完成予定。公園全体が新たに解放されることとなります。
これから大阪の中心として、さらに多くの人々に親しまれていくことでしょう。訪れるたびに新しい発見があり、四季折々の魅力が感じられるグラングリーン大阪に、ぜひご注目ください。


【コラム】人々の心をときめかせる空間づくり
「うめきた公園」は、誰もが思い思いに過ごし、様々な発見に出会い、新しいチャレンジに取り組むことができる、「みなさまに愛される公園」をコンセプトに、いろいろな楽しい仕掛けが配置されています。
【ランドフォーム】:グラングリーン大阪の南北をつなぐ最大3mの高低差をもった地形
【コア】:芝生広場、ステッププラザ、うめきたの森(整備中)
【プレイス】:ずらすことによってうまれる中間領域「間=プレイス」
【パス】:ひらめきの道
これらのスポットを探しながら、みなさんにとっての心地よい空間をぜひ探してみてください。



