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2024.01.19 ( fri )

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【自由研究】おうちで簡単にできる!お花の色水あそび

2024.08.09(Fri)

暑い日差しが続く季節になりました。
外に出れば、街中の公園や幼稚園、小学校など
さまざまな場所で、夏の花が見られます。

今年の夏休みは何をしてあそびますか?
自由研究は何にするか決まりましたか?

まだ決まっていないという人におすすめしたいのが、
身近にあるお花を使ってできる色水あそび。
小さなお子さんとでも、
お部屋の中で簡単にできる実験です。

準備するもの

  • アサガオ、マリーゴールドなど色味のあるお花
  • プラスチックのカップ
  • チャック付きのポリ袋
  • スプーン
  • こし器
  • 重曹(ベーキングパウダーでも代用可能)スプーン1杯分
  • クエン酸(レモン汁でも代用可能)スプーン1杯分
  • 水 コップ1杯分

(基本編)色水のつくりかた

①ポリ袋に、お水と花びらを入れる

写真はニチニチソウという赤いお花で試してみました!

②スプーンでお花をもむ(手でもOK)

もんでいくとお水の色が少しずつ変化していきます。

③カップにこし器をセットして、
 お花が入ったお水をこすと、色水が完成!

(応用編)さらに色水を変化させてみよう

①色水を3等分に分けて、2つのカップに
 それぞれスプーン一杯分の重曹・クエン酸を加えて混ぜる

②自然光があるお部屋に移動して、色水の変化を観察。
 同じお花でもまったくちがう色に変身!

左:色水のみ 真ん中:重曹入り 右:クエン酸入り

解説

どうしてお水に色がついたの?

お花には、アントシアニジンと呼ばれる色素があります。
花びらを細かくもむことで細胞がこわれ、
色素が水の中に溶け出し、色が変化する仕組みです!

なんで同じ色水なのに混ぜるものによってちがう色になるの?

色水はpH※の値によって発色が変わります!
アルカリ性(重曹)を加えると
値が大きくなり青みがかった色に、
酸性(クエン酸)を加えると
値が低くなり赤い色味に変化します。

※よう液中の水素イオン濃度。よう液が酸性かアルカリ性かを表す尺度です

色が変化する様子(動画)

(番外編)お花の種類によっても色が変わる?

キキョウという紫のお花からは、
青い色が取り出せました。
キキョウとニチニチソウでも、
色の変わり方が違いますね。

他のお花で試してみても、
また違った色になるかもしれません。
お子さんが選んだお花はどうでしたか?

上:キキョウ
下:ニチニチソウ
左:色水のみ 真ん中:重曹入り 右:クエン酸入り

「お花で色水がつくれる理由がわかった!」
「混ぜる成分によって色が変わるのって面白い!」
など、「なぜ?」が分かるとお子さんの理解も深まりますので、
おうちでぜひ試してみてください!

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