前編に引き続き、ゴーヤを使ったみどりのカーテンの栽培方法をご紹介します!
ネットを張る
6月に入ると生長が旺盛になってくるので、ツルが撒きつくためのネットを張ります。
生長すると重くなるので、ネットの上部と左右を支柱を使って補強します。
摘心と誘引
葉が6~7枚になると、子ヅルを出させるために
親ヅルの先を摘心します。(摘心=摘み取ること)
ツルが伸びてくればネットに傷つけないようにヒモなどで誘引します。
潅水(かんすい)と施肥のポイント
潅水(かんすい=水やり)は、鉢土が乾いたら鉢底から流れ出すくらいたっぷり与えるのが基本で、
夏場は朝夕に水をやります。日中は葉がしおれていても根が傷むので、水はやりません。
肥料は窒素、リン酸、カリがバランスよく配合されたものを2週間に1回を目安に与えます。
緑のカーテン、完成!
7月になるとツルがぐんぐん伸びて緑のカーテンが拡がっていきます。
緑のカーテンは、直接窓から入ってくる日射しをさえぎり、室温の上昇を抑えます。
9月頃までその効果を持続します。
ゴーヤの交配と収穫
ゴーヤには花の中心が緑色の雌花と黄色の雄花があります。
実は通常、自然交配で付きますが、マンション等の虫が少ない所では、
摘み取った雄花の中心を雌花の中心に合わせる人工授粉を行います。
結実して2週間ぐらいが収穫の時期で、黄色くなるまでに収穫します。
種を取るときは、逆に黄色くなって自然に実が割れるまで置いておきます。
いかがでしたでしょうか。
皆さんもぜひ、ご自宅で試してみてくださいね。