晴れ

13℃

2024.01.19 ( fri )

Osaka

踊りハボタン? - ハボタンの魅力について

2024.05.30(Thu)

ハボタンは、日本の冬の風物詩といえるほどなじみある植物で、鮮やかな紅白の色合いが美しく、
葉の形状も「丸葉」「ちりめん葉」「クジャク葉」「サンゴ葉」など、様々な種類があります。
それ以外にも、「東京丸葉系」「名古屋ちりめん系」「大阪丸葉系」などの
葉の切れ込みによって系統に分かれています。

以前は「お正月の寄せ植え」や「門松」に使われていることから、
和風の縁起物のような感覚で捉えられていましたが、
最近では、小型の品種など、バリエーションが豊富に作られることで、
和風洋風を問わない幅広く活用されています。
この魅力あるハボタンを、翌年は「踊りハボタン」として楽しんでみませんか。

踊りハボタンの作り方

1.  ハボタンは春に「トウが立ち」やがて花を咲かせます。

トウの立ちはじめ

2. 花が咲き終わったら、花茎の根元で切り戻して、わき芽を出させます。
植え替えを行う場合は、根を切らないように注意して、5月中旬までに行います。

切り戻し位置

3. 6月~7月にかけてわき芽が発生するので、不要芽などは取り除き形を整えます。
7~9月にかけて、葉の枚数を増やすため肥料を施します。10月以降に肥料が効き過ぎていると、葉の色が変色するので注意しましょう。

切り戻し後、わき芽が出てくる

4.  11月頃から気温が下がりはじめると、ハボタンの中央部分が色づき「踊りハボタン」が完成していきます。

くねくねと伸びた茎の先に、葉が広がった様子の「踊りハボタン」が完成

※ この方法は一例です。
※ 水やりや薬剤散布等の栽培管理の詳細は省略しています。

この記事の関連タグ

この記事をシェアする

関連する記事 Related

  • 花・みどり

    落ち葉で腐葉土作り

    2024.11.05(Tue)

    news
  • 花・みどり

    ゴーヤを使ったみどりのカーテン - 前編:準備〜種まき、植え付けまで

    2024.05.30(Thu)

    news
  • 花・みどり

    ゴーヤを使ったみどりのカーテン - 後編:ネット張り〜カーテン完成、交配と実の収穫まで

    2024.05.30(Thu)

    news